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11月, 2015の投稿を表示しています

アロマ香水セラピー

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誰にでも一つや二つ、 気づいているけど気づかないフリをしている心の部分があるものです。 でも、実はそれが自分の力を発揮する大きな足かせになっていたりします。 自分の心だから見たくない。 でも、確実にいつも自分の中にいる。 そして、ここぞという時にかぎって自分の体にまで浮かび上がってきませんか? 声を詰まらせたり、胸がキュっとなったり、体がかたまってしまったり。 体にまで反応をあらわしてきます。 なんでなんだろう? そう。 人は気づいていなくても、本当はカラダでちゃんと気づいているのですよね。 ただ、適切な対処法がわからないだけなのだと思います。 そんな心と向き合い、コンプレックスに自分の力を妨げなれない 肯定的な自分に変えていこうとする勇気ある方をサポートしております。 なぜサポートする必要があるのでしょうか? それは、長年コンプレックスとして抱え込まれた心は 変えようとすると反作用を起こし抵抗力をあらわしてくるからです。 心を変えていこうとすると降りかかってくる圧力を体験したことがあると思います。 この圧力に、誰もが太刀打ちできないと感じ そこまで苦しい思いをしてまで自分を変えうるなんて・・・と 危険回避のように手を出さず、そのまま心の奥底に秘めてしまうのです。 私は、コンプレックスは無理に克服しようとする必要はないと思います。 それよりも大切なのは、コンプレックスだと思い込んでしまった自分の中のその心に まずはきちんと目を向けられるようになることだと考えています。 見ないフリをするから、その心はよけいにあなたの中で居心地がよくて猛威をふるうのです。 その心を避ければ避けるほど、自分にとって厄介な存在になってきます。 ですから、その正体を認めるのです。 肯定するのではありません。否定もしません。 ただ、その存在があるのだなと知るだけでよいのです。 そして、「私のコンプレックス」と決めつけてしまった理由を知ることで、 幼少の頃に培った記憶の反応パ

ヨーガで心を取り戻す

今冬、ほんのわずかな期間でしたがある女性と出会いました。 40代の女性の方でした。 当方のレッスンに来て下さったのです。 なぜ私の教室に来て下さったのかご説明します。 「その方」をA子さんとしましょう。 A子さんは、新宿の某ヨガインストラクター養成コースを受講中でした。 A子さんのヨガとの出会いは、ホットヨガ。 運動は得意ではなかったけれど、 ヨガが心によいことをどこかで聞いて 、それで始めました。 じんわり汗をかいて気持ちいいと感じた初めてのヨガ体験。 A子さんはホットヨガに通うようになりました。 次第に初回の感覚が変化していきました。 「 ヨガをやってる間は嫌なこと忘れられる」 その感覚がA子さんに、自信がついたような、自分はもう大丈夫になった強くなったと錯覚させたのだと思います。 初回の体験からだんだんとその感覚は強まり、じんわりとした汗はやがて床にしたたる程の大汗にまでなりました。 「汗かいて痩せていく自分が爽快だった」 「食べなくても眠らなくてもまったく平気」 滝のような大汗をかいてポーズをとって、大量の水を一気飲みすることに快感をおぼえたA子さん。 「これはイイ!」と思いました。 これがヨガだと思い込んでしまいました。 インストラクターになって、もっと多くの人に「これはイイ!」を伝えたい。 そう思ったのが、TTC(インストラクター養成コース)受講の経緯だったそうです。 ところが、TTCの講師は自分よりも年下の若い女性ばかりでした。 クラス内容により、講師が入れ替わり立ち替わり。 哲学の授業は、「〜なものがあります」と軽く触れる程度。 ヨーガのもっと深いところを学びたいのに、中身は触る程度でポーズばかりだったそうです。 そんな授業内容に疑問を抱き始めたところ、私の教室を見つけて来て下さったのです。 結果をお伝えしますと、A子さんは次第にレッスンに来なくなりました。 ヨーガも紐解くことなくご縁がなくなりました。 A子さんは、私のヨーガレッスン中、堰を切ったように涙を流されていました。 A子さんはまず、TTCを受講する前に、ホットヨガではなく本物のヨ

幸せへ幸せへと一歩一歩向かう私になる

美しい音楽や自然の音、きれいな言葉で心を満たして自分を幸せな気分にしてあげましょう。 そうしていると、どんどん幸せを感じられる心と体になります。 鈍い音の音楽や電磁音、否定的な言葉は必要なければ控えます。 自分の思考が最も自分を傷つけてしまうから、気をつけて下さい。 心が幸せになると、体温が上がって全身を川のように血が流れ、健康になるのです。 ヨーガは、単に体が丈夫になることだけを目指すのではなく、幸福力のある心と体にしていきます。 〜無残にむしり取られても、その中で香りを放っている花のようになりなさい〜   この花のように、ヨーガを行っていくと、 人生に何があっても乗り越えていく強い心と柔軟な体を持った女性になるのです。 ヨーガを丁寧に行っていく人たちには、少しずつ変化があらわれ、小さな事に動揺しなくなります。 安定感がそなわってくるからです。 また、レッスン中は常に呼吸を意識するため、体の 抵抗力が増して気力もついてきます。 単に体が元気なだけではなく、内面も同時に育てていくヨーガだから、心の潤いもそなわるのです。 あなたは、もうヨーガをお始めになりましたか? コツコツ続けていますか? きちんと定期的に実行している方は、本当に変わっていかれます。 気まぐれやその日の気分でたまにやっても、あまり期待できません。 心と身体を変えたい方は、どうぞ今すぐにでも変えることを始めましょう! 「時間ができたら」なんて考えていませんか? 今始めたら、実現して幸せになる日をもっと早く楽しめるのです。 ネットで色々調べたり探していても、身体はどんどん硬くなっていくだけだから、ジッとしているより身体を動かした方が早いですよ。 身体を動かして呼吸をして下さい。 ガチガチの身体で浅い呼吸では、大切な答えは引き出せません。 ひらめくのも今ここを切り抜けるのも、よけいな力が体から抜けている時です。 身体が開かれ、深く安定した呼吸がある時なのです! 多くの方がこのことを知らずに、どうにかならないかと頭で考えてばかりいるのです。 今ここを 変えたければ、ジッとしていないで、まず身体を動かすことです。 悩みや不安、どうでも良い事にエネルギーを使ってしまわないように気をつけて下さい。 そこにエネルギーを使ってしまうと、いざ自分を変えていこうとする時に身体がついてこないのです。 ですから、変えていこう

感情は洗って

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「 あなたは貴い存在です。ひとりひとりがこの現実に気づけば、人間関係のストレスはなくなるであろうに」 日々、私たちは暮らしの中で 様々な人と会話をします。 皆それぞれに様々な解釈があるから、時には自分と違う考えを突きつけらたりもします。 「あなたはこうだ」と 決めつけられて 悔しい思いをしたこともあるでしょう。 自分では自分のことをそう思ってはいないのに、 こうですよね⁉︎ あぁですよね⁉︎ と 相手の先入観から一方的に話されることもあると思います。 そんな場面に出会ったら、すぐに反応しないように 少し遠くの方から相手のお話しを伺うようにします。 真にうけて聞いてしまうと、 いつの間にか相手の枠に自分が当てはめられていたりします。 そうして、自分という人物はすっかり相手が思っている自分になっている。 私はあなたが思っているような自分じゃないのに。 そう言えたらいいのですが、言えない場合が大半だと思います。   考えが違う者どうしで織りなす人間関係では、よくある意見のすれ違いだと思います。 このすれ違いが誤解に発展しないように、 「あなたは私をそのように理解しているんですね。 でも、私の考えはそうではなくて、実は私はこう思っているのです」。 相手に反論するのでも腹を立てるのでもなく、自分のペースを乱さないで、落ち着いて自分の本心を伝えられたらいいですね。 私の20代の頃は、誤解から生じる人間関係のもつれが多く、とても疲れていました。 30代になってヨーガを始め、心のことやヨーガの生き方を学んでいくうちに、人間関係の中で生きる意味がわかり、だんだんと楽になっていったように思います。 そして、自分と向き合って生きることが身についてきたら、 感情がたまってストレスで悶々としていた日々も減り リラックスした時間を過ごせるようになりました。 色んな感情を抱えたままでは、ストレスになってしまいます。 忘れていても、処理されていないとふと思い出し、そこからまた悶々とします。 何かモヤモヤしているなと察知したら、私はすぐにヨーガで感情の処理をします。 身体を動かして呼吸を整え、姿勢も整え目を閉じてから感情を見つめます。 瞑想が一番良いのですが、ヨーガのアーサナを2〜3種類行うだけでも効果はあります。 ヨーガで心を静めていないうちに感情と向き合ってしまうと、 感情のエネルギーは強いので

愛はどこまでも届く引き寄せの力

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一昨日の夜、ベッドに入りましたが眠れませんでした。 なんとなく気がさわぐので 部屋の電気をつけてベッドの上に起きていました。 私は、マントラを唱えたくなりました。 ムーラマントラ。 マントラは、言霊によるエネルギーヒーリングです。 唱えているうちに、ある人が心の中にふと浮かんできました。 なので、私はその人を思いながら唱えていました。 翌日、その人に会ってみると驚くことを言うではありませんか?! ふと目が覚めて、時計を見たらまだ起きる時間じゃない。 でも、眠れないのでそのままベッドの中にいた。 じっと目を閉じていたら、なんとも言えない温かい気持ちになり 粒子のような温かさを感じて満たされていたと言いました。 彼女は熱を出して寝ていました。 それでも、何か「大丈夫」という確信を感じたそうです。 そうして、その日、彼女の海外に住む彼から電話が入り なんだかよくわからないけれど、どこからともなく愛を感じたと言っていたそうです。 私がマントラを唱えていた時間。 彼女が愛の粒子を感じていた時間。 海外の彼が愛を感じた時間。 ほぼ同時刻。 朝方、マントラを唱えていたこと。 そう大袈裟なことではありません。 でも、その大袈裟ではないことが 人から人へと大きな波紋となっていくのは 動機が純粋な気持ちから発信した時 シンクロが起きるのだと思います。 心の痛みや肉体の病気、 悩みや不安のエネルギーを除去して、 愛のエネルギーが浸透していきますように。 マントラを唱えている間、大切なご家族や愛する人にも届くように 心の中で想っていて下さいね。 光の世界の言葉。 マントラに感謝します。

アロマ香水セラピーで知る感情の世界

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自分にとって心地よい状態で生きれたらいいな。 そんな方のための アロマ香水セラピー・ファーストレッスン。 香りを通して知ることができる心の世界。 ご参加者の方からレッスンのご感想をいただきました。 『私たちの記憶や意識や行動を変えるためには脳を変えなければならない。 脳に直接的に働きかける方法の一つに香りがあるということ。 非常に勉強になりました。  それを知った以上、これからはぜひ香りを生活の中に取り入れていきたいと思います。 調香の作業はとても繊細な動きと繊細な感覚が必要でした。 私は普段物事に対していかに雑な対応をしていたかを気づかされました。 香りを扱うことを通して、これから繊細な感覚を養っていきたいと思います。 レッスン中はとても集中でき、良い緊張感と喜びに包まれていました。 誰かのことを想って調香をすること、 自分のことを想って調香された香水を受け取ること。 とても幸せな気持ちでした。 これからさっそく友達や家族などにもプレゼントしていきたいと思います。 生活の中に楽しみが一つ増えました。 本当に楽しいレッスンでした。 貴重な体験をさせていただきありがとうございました』。

アロマ香水セラピー・ファーストレッスンのご感想

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『アロマ香水セラピーのレッスン、とても楽しかったです。 自分が作り出したい香りのイメージを想像しながら それぞれの精油の特徴を踏まえて調香するプロセスがとても楽しく、 集中したのであっというまに時間が経っていました。 繊細な感受性と芸術的センスを磨けるよい機会となりました。 自分への癒しと励ましの手段の一つとして。 また、大切な人達への贈り物として。 これからも素敵なアロマ香水を作っていきたいと思います』。

アロマ香水セラピーで知る心のこと

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アロマ香水セラピー・レッスンキット 今日は、アロマ香水セラピーのワークショップを開催しました。 アロマ香水セラピーは、精油の香水を使った心のアロマテラピーです。 自分の気持ちを言葉にするのが苦手な方。 不安なことばかり考えてしまう方。 情緒不安定になりやすい方。 心を変えたいけど変えられなくて悩んでいる方。 そんな方に来てほしいワークショップです。 早速受けてくださった方からご感想を頂きました。 アロマ香水セラピーは、硬い心から柔軟な心へ変化させる心理セラピー。 自分がどんどん小さくなっていく感覚がありますよね。 心の状態が重すぎて、言葉で表現できないと、誰かにも伝えられない。 外に表現できなくて、どんどん内に閉ざしてしまう時がありませんか? 閉じた心を広げていく時は、自分の心を自分でみて言葉にできるとよいのです。 「本当はそうじゃないのに誤解されてしまった」。 「言いたいことが伝わりきらない」。 ちゃんと自分の気持ちをかみ砕いて言葉にすることができれば、 心はもっと楽になれる。 他人にもわかってもらえるから誤解も生じないのです。 「あんなこと言わなきゃよかった」って悩むこともありません。 ではどうやって言葉にしていくの? それが、このワークショップなんです。 『過去にアロマテラピーの学校で基礎講座を受けました。 しかし、本日のアロマ香水セラピーの調香レッスンは 香りをブレンドする際の注意点や 着眼点が全く異なり驚きました。 今までは、 「リラックスにはこの香り」 「スッキリしたいときはこの香り」と 先入観で香りを選んでしまっていたと思います。 これから目指したい自分の香りを考えても、 偏った香りを選んでしまっていました。 今まで自分をきちんと感じていなかったと気付きました。 香りを使って 自分を変化させる、 記憶に上書きするツールとして取り入れる方法も教わり 「変わりたくてもなかなか変わっていけないと思ってい

トラウマを進化の力に変えて

トラウマは 人間的成長はおろか 進化の妨げになります。 様々な理由から 人間は心身に疾患を抱えます。 解決の糸口は ・本人の自覚 ・克服への信念 ・正しい知識と対策 どれか一つが欠けてもなりません。 「治りたい」と口にしても 本人にその気がなく 相手の気を引くために言ってる場合もあるからです。 トラウマを悲観的に捉える必要はないと思います。 真の強さを得て進化へ至る時は 自らの心の闇を克服した時だからです。 その運命にある魂を私は尊重します。

ホットヨガの汗、心の涙

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お祈りは、 心が落ち着いて静かな時にします。 ヨーガは、 お祈りできる心を育てます。 ヨーガは 心なのです。 身体は どんなに汗をかいても 言われているほどキレイになるわけじゃないのです。 汗をかいても 心が汚れて詰まったままでは 身体も同じように詰まってしまうからです。 汗をかいてるより 心をキレイにすることしをた方が 「汗をかかなきゃ」と 取り憑かれた心から 落ち着いた心に変わります。 現代人は いつになったら 汗の呪縛から 解放されるのだろう。 その汗は心 の涙。 魂は 身体より、 心をキレイにしてほしくて 身体に閉じこめられたまま何も言えずにいます。 死んでも その身体は持って行けないのです。 その 今ある心がついてくるのですよ。

受胎

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教室は心を整える神聖な場所。 いつものおしゃべりをやめて静かに座ってみて下さい。 私たちの日常には ただ静かに座るという時間がなさすぎるのです。 これが心の混乱を招き 心と身体の釣り合いが取れなくなって苦しくなる原因です。 口を閉じているだけで 心が洗われていき 楽になれるのです。 この絵を見せて頂いた時、 子宮内における受精卵の着床の瞬間が脳裏をよぎりました。 この絵を描かれたヨガレッスンに参加して下さったYさんに 「これ、受胎を描いたの?」ときいたら そうではなかった様でしたが Yさんの絵は「受胎」になりました。 以前、生徒さんの死を見送る経験をしました。 ヨーガでガン(心)を治療したいと、余命一ヶ月前に来て下さいました。 様々な代替療法を探し試した結構、たどり着いたのが彼女の場合、私の教えているヨーガでした。 最後の方は、人工肛門で身体中管だらけでしたのでポーズはできません。 手を握って童謡を歌ったり、魂の本バガヴァッド・ギーターを読み聞かせしたりしていました。 私は、彼女にこの世を去る準備をして頂くお役目だったのだと思います。 死ぬのが怖い、もっと生きたいよと、まだまだやりたいことを抱えたまま39歳で逝かれました。 彼女に必要なのは魂への語りかけだったのです。

悩んだら、天の道を歩みなさい

当ヨーガ教室には、「これからセラピストになりたい」という方よりむしろ、 現にセラピストとしてご活躍中の方、資格を取ったまでの方、勉強中の方がいらっしゃいます。 皆さんに共通している点があります。 それは、 1.学んだ内容がプロとして活動していくには不足している 2.自信がない 3.個人的悩みに活動のエネルギーを奪われている とくに共通しているのが、「自信がない」です。 今日は、このことについて書いていきます。 「自信がない」 セラピストになる前には、学校や講座へ行きます。本来は、そこで自信の要素を身につけてこなければならないのです。 しかし、現在のカリキュラムは、知識やテクニックに比重が傾いています。人間性のトレーニングが見落とされているのです。 すると、解消されていない弱い心を持ったまま、人を癒す仕事に踏み込んでいくことになります。これは、クライアント、セラピストともに望ましくない状況です。ですが残念ながら、現代はこのケースが多いことは事実です。 人間性のトレーニングもきちんと積み重ねてこられた方は、知識の習得もスムーズです。 知識は、講座に出席して暗記するようでは、自分のものになっていないのです。試験が過ぎれば、忘れていると思います。 私のもとには、これまでヨガインストラクターの方も多く訪ねて下さいました。ですが、彼女たちに何をきいても、「聞いたことあるけど・・・」「あ、それTTCで習いました!」という理解力で、これで人様に呼吸の指導をさせてしまって、ヨガスタジオは大丈夫なのだろうかと案ずる思いです。 知識というのは、それを扱えるに相応しい人間になって、はじめて自然と吸収されていくのです。 セラピストとしての自信をつけるなら、セラピスト魂を持つことです。この道と異なる道は、自分に内在する無限の知性と力を開発しようとせず、自分に力不足の状態で外的なテクニックを先に修得してしまい力がついたと錯覚してしまうことです。心と身体の釣り合いをとるトレーニングの重要性に気づいていないのです。 これが自信のなさにつながるのではないでしょうか? セラピストの心を持つことで、自分が生み出す不安

「癒しの仕事」やりたくなったら、辞めたくなったら読んで下さい

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私は、心と身体の健康に関する仕事を20歳から始めてきました。 20代はフィットネスの専門家として健常者と障害者の双方に健康指導をしてきました。 スポーツクラブは、健全な人が健康になるために集まる場所を想像すると思います。 しかし、半身や手足が麻痺した方々にも運動を指導してきました。 私は現場を通して気づきました。 病気にならないため、 健康になるため「運動する」。 それだけでは 健康になれないんだと愕然としました。 健常者と言われる人々の精神が健康ではない。 障害手帳を持っている人の精神が豊かであることを実際に見てきました。 過食症や拒食症など摂食障害を抱えた人が多くいること。 大人が集う場所なのにイジメがあること。 縄張りのように場所を陣取る。 ロッカールームのマナーの悪さ、盗難、クレーマーetc 20代の未熟な私にそうした大人は怖い存在でした。 人には裏表があることを知るには人生経験が乏しく、ただ愕然としました。 そして、20代最後の年に私はフィットネス業界をやめました。 やめる理由は一つもなく仕事は順調でした。 人間が幸せになるのは体だけが動けることじゃない!と気づいてしまったからです。 そうして私は心の世界を求めて心理学に引かれました。 心理カウンセラーになるため1年学校に通い、ヨガインストラクターになりました。 しかし、この現場でも気づかされたことがありました。 ヨガという空間を訪れる人々は、メンタルの面を気にしている人が多く存在すること。 そして、問題はここにもありました。 癒しと頭ではわかっていても、自分の身体に無頓着な人が多い。 そして、人を癒す側のヨガインストラクターにまず癒しが必要。 ヨガの中身をわかっていないインストラクターが多すぎる。 人生だもの悩みがあるのは当然です。 でも、人を導く立場にいる人間が、なぜ自分の心にも身体にも無頓着で不健康。 いつまでも小さな悩みにつっかかっているのだろう?! まず、自分たちが目覚めることが人を癒すことにつながるのじゃないか。 30代の私は、こんな葛藤をずっと抱えていました。 何かが違うといつも思っていました。 そのうち上層部の方に呼ばれ「あなたのヨガは宗教みたいだから、もっ