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10月, 2016の投稿を表示しています

自分の体で安心してみよう

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「心が自分のからだを作っているから。 心が変わらないとまた病気になる!」 そう言い残して逝った生徒さんがいました。 考え方が体を作っていくという真実を 病気を通してさとったのです。 ヨーガを習うまでは殆どの人が 心も体も無意識なまま生きていたという状態に気づく方は少なくありません。 心と体はまるで別物のように扱われていますが、 心はまぎれもなく体の一部です。 心と体がバラバラになっている状態が 現代人にはもう普通になってしまったのでしょう。 最近では体と心と感覚さえもバラバラ、 つまり自分がどう考え感じているかもわからない。 自分の想いを言葉にできないのです。 心の悩みはどこからくるかと言えば、 心と体がバラバラになって はぐれてしまっている時ではありませんか? 体が心の状態を一番に教えてくれます。 それなのに心は体を無視して 心のままに体を動かそうとします。 今の体の状態を考えずに 心の思うままにコントロールしようとするのです。 そういう無理する心がありますよと、 ヨーガのレッスンを通して気づく方も少なくありません。 心は体の一部という事実を認められたら、 体を無視して心のままに動かすことが切なくなってきます。 現代人の体はまるで付属品のようになっていて、 パソコンの前で過ごすことが多くなりました。 足は何のためにあるのかということが わからなくなってきているのです。 体を動かさず椅子に座り 頭で不安なことばかり考えさせられていたり、 頭のために使われている体を もっと本来の体に戻さなければなりません。 体が本来あるべき姿を、 本来の動きを取り戻しましょう。 ヨーガの中では普段決してしない体の使い方や体に向ける意識を、 ゆっくりと時間をかけて自分の体と向き合いながらやっていきます。 自分の体が今ここにあって、 自分の体の中で心を安心させること。 心が今いる場所で安心できると 心は元気を取り戻します。 心が元気になってはじめて体は健康を取り戻します。 ヨーガを通して自分の体と和解していきましょう。

木が教えてくれる愛の法則

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私たち人間は宇宙の法則に背き 自然の力を崇拝することも忘れていきがちです。 しかしそれを真摯に守り抜いている姿があります。 天高く伸びた12本の枝が魚を採るヤスに似てることから 12本ヤスと呼ばれる日本一のヒバです。 この巨木は山の神様の日「12月12日」に因んで、 13本目が伸び始めると自ら枝を切り落とし、 12の数を貫き通し神様に仕える意志を表明し続けています。 その真摯な姿を一目見てあげて下さい。 雪深い青森でたったひとり、 何百年も立ち続ける宇宙のメッセンジャーの勇姿を!

体を鍛え整える理由

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青森巨木巡礼から戻り3日経ちました。 今なおご神木のパワーは私の中で増しています。 文献に残されたご神木級になると、 画像では想像つかないほどの大きさとパワーです。 人間の手によってつくられた神社とは存在の質が異なります。 畏怖の念が腹の底から湧き上がり胸が奮え、 とても立ってなどいられません。 ぜひ、精神の深さと強さが身体にも宿るように 日々のヨーガ道にお励み下さい。 そして、準備が整った心身でこの巨木にご対面してほしいと願います。

青森の聖地巡礼を終えて

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ご神木の前でハートの光とともに 10月21日から3日間で青森を一周する 聖地巡礼の旅から戻ってきました。 車がある時代とは言え、 聖地とはどこも地図に載っていない場所。 大移動の旅でした。 青森県福祉サポート協会の山本理事長のガイドがなければ 私一人ではたどり着けない場所ばかりでした。 山本氏にはこの場から厚く御礼申し上げます。 青森には、多くの魅力的な聖地が点在しています。 神道や神木、修験の山や湖、 洞窟がある場所もあれば、 ピラミッドやストーンサークル、 古墳が残された場所もあります。 旅番組で紹介されている青森の姿とは はるかに想像を超えています。 1万5千年前の縄文時代のエネルギーが土地に 残っています。 聖地巡礼は、 自分自身がどのように形成されたのかを 探る旅でもあります。 私にとっては、 青森はヨーガの聖地であることを 改めて認識した旅となりました。

あの日私に降りてきたメッセージ

内側に響く声をハッキリ聴いたことがあります。 今から10年前のことでした。 当時お金の問題で苦労していました。 一人暮らしをしながら夢にお金を費やしていた私の生活は、 本当にギリギリでした。 もう使わなくなった銀行の口座を集めて、 解約した時に戻ってきたわずかの小銭で 半額のパンを一つ買って食べたことを思い出します。 本を購入する余裕もなかったので、 今の仕事につながる本は 図書館で借りて読みまくりました。 本当に図書館にはどれだけお世話になったかしれません。 私には持って生まれた夢がありました。 幼少からすでに夢に向けた生活をしていました。 お金の問題だけで諦められないほどの魂の夢なのです。 とは言え物質世界の生活も不安定な私。 こんな状態で夢が叶っていくのだろうか?! 不安と不満を抱えながら過ごしていました。 ある時「もうダメだー」という不安が一気に押し寄せ、 頭を立たせていられなくなりました。 両手で顔を覆いながらパソコンに頭をつっ伏した時です。 私の脳に一筋の光がスッと上から降りてきました。 その光は私の脳に浸透すると カプセルがはじけるように一つの言葉になりました。 「yoginibeauty」 私のことを「ヨーギニービューティー(ヨーガをする美しい女性)」 そう呼んだのです。 失意のドン底から私の意識を戻してくれました。 2〜3秒前まで失意の中にいた余韻がまだありながら 高い意識に対面した覚醒した感覚もあり、 その声の美しさと キラキラしたエネルギーに恍惚とする自分もいて もうそれは色々な自分が内面で交差していました。 私の注意を引いた後、 その声はメッセージを告げてきました。 ヨーガをする人は すべて美しい 誰もが夢を叶え 幸せになる価値がある そんな願いを込めて この呼吸とともに あなたにヨーガをおくります *ヨーガをする人・・・ユニオン、キリスト意識、 このメッセージが終わった後 私はハッと我に返り、 そして半分だけ我に返らず(変な表現ですが) 片手で口を押さえて息を止めました。 呼吸をすると心が稼働し

生きづらさを感じているあなたへ

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自分の本当の姿がもしも・・・ 今、「生きづらい」と思っているあなたへ。 私はこれからメッセージを書きますが、 このひとことだけを伝えて終わるものではありません。 「生きづらくて辛かったね」 辛さを感じることのできたその力を、 生きる力に変換していく道があることをお伝えしていきます。 私にもその辛さの経験があります。 だから「その辛さを乗り越えよう!」ではなく、 物質世界で優しいあなたが生きるすべを 身につけてほしいと思っています。 強くなるためではありません。 リスはリス。 ライオンになろうとしなくていいのです。 リスがどんなにライオンになろうとしても、 威嚇する牙はリスにはありません。 だならなろうとすればするほど、 辛くなるだけなのです。 ですから私たちアースエンジェルは、 優しい心はこのままで、 ありのままだからこそ発揮できる 生き方を 身につける道を選びましょう。 私たちアースエンジェルの性質は慈悲の心です。 しかしこの物質世界という弱肉強食の世界では、 とても生きづらかったと思います。 一方的に言いくるめられたこともあったでしょう。 惨めな思いをしたこともあったでしょう。 与えるばかりで損をしたような気持ちになったことも沢山あったでしょう。 そんな想いをする自分を否定してこられたと思います。 「なんでこんなに弱いんだろう」 弱いのではないのですよ。 性質が優しいのです。 それを変えようとしなくていいのです。 変えてはなりません。 変えてしまうとあなたではなくなります。 変えようとするのではなく、 持って生まれた優しさの性質と、 他の要素との バランスをとるのです。 わかりますか? 人間の肉体は五大元素(土・水・火・風・空)という 五つの物質エネルギーで造られています。 私たちアースエンジェルの肉体に必要なのは土の元素です。 水が多すぎると優しさが裏目に出てしまいます。 自分の意見が言えなかったり、 人に流されやすくなっていませんか? 翼を持っているので浮きやすいので

呼吸をすることは神さまとつながること

私のBGMは 呼吸です。 呼吸は私の一部であり、 私の意識が 今ここに在るという証しです。 私は私自身で 今ここに在ると、 意識して生きています。 これは、 ヨーガで私に実った意識です。 これをヨーガは 「つなぐ」と言います。 人間に肉体があり呼吸があるのは、 それを通して神さまを観ずるためです。 だから、 「神さまがくれた呼吸」なのです。 私は呼吸を通して、 神さまの声を聴いています。 神さまは呼吸にのせて 指針を示してくれています。 「答えはそこにある」 「答えは自分の中にある」 心を静めて呼吸を意識していると わかるのです。 それが本当であると。

秋晴れ満月の日曜日。 教室に虹のエナジーが差し込んできました。 それに気づいた一人の生徒様、 「あ〜!虹だ虹だー。虹がこんなにいっぱい!」 私たちは少女のように 虹を指でなぞってはしゃぎ、 その瞬間だけを楽しみました。 その瞬間の心はきっと 神様とつながっていたことでしょう。 そんな私たちは 何がなくても 満たされていました。 周りにはたくさんの天使がいて、 純粋に喜ぶ私たちを見ていました。 生徒様たちを午後の日差しにお見送りした後 教室を振り返ると天使の温かさで満ちていました。 繭に包まれたよう。 それを感じた私は また満たされました。 純粋無垢な時間。 ヨーガのエッセンス。 そして、 これが何よりの若返りのエキス。

内側の声とつながる方法ヨーガ

誰にでもある内なる声。 それを人は内なるガイドとも ハイヤーセルフとも 様々な言い方をします。 大切なのは 呼び方ではなく、 自分でそれを 確信できることなのです。 あなたの内なる声。 それを知ることができるのは 自分自身です。 内なる声はいつも囁いています。 「私には聞こえない」と思ってしまうかもしれません。 それは、 内側の声を妨げている要因があるからです。 ストレス、心や体の苦痛、 不安、恐れ ネガティブな感情や考えが あなたの頭の中を占めている時です。 ヨーガは「つなぐ」という言葉のごとく あなたの意識と内側の声をつなぎます。 そのためにポーズを頑張る必要はありません。 逆立ちができるようになるまで 内側の声とつながれない そんなこともありません。 内側の声が聞こえなくなっている状態を 聞こえる状態に戻せばいいだけのことです。 誰かに言われたことでいっぱいになっている頭から離れて。 まだ起きてもいない不安から離れて。 不調がある体を楽にして、 自分の体で安心しましょう。 そうして、 神様がくれた呼吸を取り戻すのです。 ほっとしている小さな瞬間に 内側の声がささやかれるのです。 濃霧の中で白い吐息をもらすように 繊細に。 稲妻のような大げさな気づきではなく、 羽が舞い降りてくるように繊細な気づきです。 内側の声が届かなくなったら 慌てないでヨーガをすればいいのです。 ヨーガはあなたの意識と内側の声がつながっていく 儀式のようなもの。 痛みと不安を解放して 安らいであげればいいのです。 ヨーガは誰にも どんなものにも頼らず、 自分で内側の声とつながる方法です。

スピリチュアルな道に体を整える必要がある理由

高度な思考力を持った人間は、 意識を肉体の外に反射するために しっかりと安定した肉体が必要なのです。 体が歪んで姿勢が崩れていると エネルギーの質も流れも重くなります。 そうなると高い次元に対する感度が鈍くなってしまうのです。 では、運動して鍛えればよいのでしょうか? 運動の仕方によります。 人間の肉体は極めて重い物質エネルギーで出来ています。 その上に負荷をかけるエクササイズで筋肉を鎧のようにしてしまうと 自分の状態にも気づかなくなるほど 鈍感になってしまいます。 もしも精神的に自分を高めたい それに合わせて体も整えたいという目的から運動する場合は、 それに適したやり方を選んでみて下さい。 汗をかいた方が痩せる。 キツイ運動の方が効果がある。 思い込みからついつい無理して頑張ってしまうと思いますが、 筋肉を絞りたいのならボディビルの方が適しています。 精神と肉体のバランスを考えて体を整える場合は ヨーガが適しています。 ヨーガは精神的に生きることを志す人に、 体を動かす機会もちゃんと与えています。 精神的に生きる人こそ健康であることが条件なのです。 瞑想に必要な耐久力を鍛えながらも筋肉は硬くしません。 エネルギーの流れを考えて体の動きも構成されています。 呼吸で心を整えるすべも身につけられます。 高められていく精神に合わせて肉体の質も高めていく運動法です。 体の感受力を鍛えていくと 体がサインを出していることに気づくようになります。 何気なく足を踏み入れた場所、 目の前の人、 これを買う必要があるかどうか これを今食べる必要があるかどうか 頭を使わず体でわかるようになります。 高次元の存在たちは 私たちの心の肉体にエネルギーを送っています。 それを脳で言葉に変換するのですが、 このつながりを途切れさせないようにするためにも 受信機となる肉体を整えておくマナーが大切です。 必要なメッセージをもっと送ってくれるようになるでしょう。 テレビを見るための肉体から祈りの道具となる高度な体へ。 愛を物質世界に形で現す体へ。 ヨーガは太陽礼拝という体を使ったお祈りがあります

個人指導のメリット

個人指導を選ぶ理由について書いてみたいと思います。 「個人指導はグループ指導と比べたら割高じゃない?」 そう感じる方が多いと思います。 しかし、 強いストレスにさらされている時は 優しい処置が必要です。 混雑したヨガスタジオで行うのではなく 個人指導という安全地帯を 自分に与えることを考えてみて下さい。 「人混みは疲れる」とわかっていながら、 わざわざ混雑しているヨガスタジオへ行く必要はないのです。 人で混み合った中でヨーガを行うと、 暗い男性エネルギーが刺激されやすくなります。 人と比べる競争心や自己否定。 自分をよく見せようとする自己顕示欲。 ポーズを見せびらかす虚栄心。 こうした感覚でヨーガを行うとストレスが増強します。 言うまでもありませんが、 ヨーガを行えばストレスに対する免疫力がつきます。 さらに言えば、 個人指導で行う方が高い効果を望めます。 【その場で実感できる個人指導メリット】 ・安全に行えるように姿勢や呼吸について細かく指導してくれます。 ・先生の注意力が他者にいかず全て自分に向けてもらえます。 ・人と比べて恥ずかしい思いをすることはありません。 ・確かなやり方を覚えられるので一人でもできるようになります。 ・「これで合っているのかな?」と不安にならずに済みます。 ここに挙げたメリットは極わずかです。 これだけでも効果的で充実したヨーガが 自分のものになることが見てとれます。 ヨーガはストレスを解き放つための方法です。 運動だと思うと誰でもお手頃価格な方法を取りたくなるものです。 しかし、 心の回復法の一つという視点からヨーガをみたら、 手軽さや気楽なものではなく 自分のために賢いやり方を選択したくなるのではないでしょうか? 心の問題を抱えている時こそ ヨーガの個人指導を検討してみて下さい。

病気をきっかけに目覚めるもの

西洋医学ではいかに痛みを取り去るかという視点に立ちますが、 東洋の智慧は痛みを治す取り去るというよりも その経験を通じて心と体の調和を取り戻し、 「私はなぜこのような経験をしているのか?」 「私はこの経験を通して何を受け入れ学ぶべきなのか?」 このような視点から 自然の法則に目覚めるきっかけにしていく考え方をとっています。 体に痛みがある一方で消極的になるのがエゴの力です。 そうした時に仏性が目覚めてくるのです。 これまでの生き方を見つめなおすことから始まり 理性の力がゆるみ、 思いやりの心が芽生えてきます。 内面的な深化が促されていくのです。 病気をきっかけにして心が変わるケースは少なくありません。 「生かされている」ことの自覚。 病気を含めたすべてのことに感謝。 このような心の姿勢が治癒を促す例は珍しくないのです。 実際に私の母も、 余命を宣告されたガンを経験して仏性が目覚め 心のあり方が変わりました。 心と体の調和や自然の法則を少しずつ学んでおくと 病気になった時その原因を自分の外に探すのではなく 自分の中に探していくことができます。 根本的な原因を探すことができれば それをより健康的な生き方に変えていくことができます。 病気の渦中はつらいものですが 振り返ってみると実は 何かを学んでいたように感じませんか。。。

「神様がくれた呼吸」

私は、ヨガマットがギュウギュウに敷き詰められたスタジオより、 相手の呼吸が伝わるところで 一人ひとりの呼吸の声が聞こえる。 そんな空間でヨーガをご一緒するのが好きです。 音と同じで呼吸は一瞬の出来事です。 音が空気の中にフェードアウトしていくように、 二度と同じ呼吸は繰り返されません。 その方にとっても今世で二度と出会えない奇跡の呼吸。 だから、ヨーガの間は心の耳で呼吸を聞いて下さい。 呼吸は、一期一会なのです。 その一瞬の呼吸に、 今大事なことが詰まっているのだと思います。 そんなことを、 ご自身の呼吸を通して感じてもらえたら・・・。 呼吸の素晴らしさに感動してもらえたら。 そう思って、 「神様がくれた呼吸」を取り戻すヨーガをお教えしています。 呼吸の魅力。 それは、 何がなくても自分がここにいるだけで気持ちいい。 存在していることそれだけでいい。 この体で生きることに感謝。 そう静かな感動を与えてくれるところです。 この感動はささやかだけれど、 内側から湧き出たものは外のどんな演出より深い。 決して忘れません。 今もしかしたらストレスや疲労、 心労で本当の呼吸が妨げられているかもしれません。 そんな中、神様がくれた呼吸を取り戻して、 その奥深さを内側に響かせることができると スポンジに水が吸収するように疲れた心に染み渡り、 言葉の世界で傷ついた心が浄化され、 吐く息ごとに新しい気持ちが芽生えてきます。 そして、 色々あるけどまた頑張って生きよう! そう思わせてくれます。 ヨーガを行ったことがない方には、 ぜひ一度体験してみてほしいと思っています。 そうしたらきっと、 「ヨーガって本当はこんなに深い感動があるものだったのか?!」と 自分の呼吸がもたらす感動に 誰もが目を閉じていたくなります。 もう他に何もいらなくなってしまうかもしれません。 呼吸が証明してくれるのでしょう。 私たち人間、 一人ひとりの素晴らしさと豊かさを。